明見湖で約二十年ぶりにカイツブリが営巣しました。一昨年の浚渫のおかげで小魚が復活したからだと思います。それもなんと最初の雛に見守られながらの二度目の抱卵に入りました。とてもうれしい朗報です。
しかしながら、湖面を見渡すと、昨年のゲンゴロウブナの稚魚の姿はなく、かわりに僅かに生き残っていたブルーギルが大繁殖して、はたしてこの先どうなる事か暗雲が立ち込める事となりました。ブルーギルは特定外来生物で魚卵やエビなどを飽食するほか、背鰭に鋭い刺があるので、なかなか他の生き物に捕食されないのが悩みの種です。 |