今日は生まれて初めて地元自治会の代表として、梨ヶ原の草原の火入れに参加して来ました。この火入れは,富士吉田市外二ヶ村恩賜県有財産保護組合および各入会組合が主催して,北富士演習場内の入会地において行うものです。伝統的な資源管理の目的に加え,入会権の主張のための行事でもありますが、広大な草原環境の保持のためにはこの人手を介した年一度の作業が大変重要なものとなります。
枯野を一度燃やす事によって草原の遷移をリセットして、草原性の希少な植物から始まり昆虫や野鳥、動物に至るまでが、この火入れによって環境が維持されて存続の道が開けるのです。
それにしても富士山をバックに瞬時に赤い炎の壁が立ち上がる姿は、絶景を通り越しての鬼気迫る大迫力で、まるで過去の火山活動を彷彿とさせるものがあり、自分的にも良いシミュレーションとなった気がします。 |