過日、静岡県の川勝知事がJR東海との会談にNOを突きつけました。 お互いに言いたい事はあるのでしょうから、納得いくまで話し合って頂きたいと思います。 山梨県は品川までの早期部分開業を目指して積極的に働きかけていきます。 |
  |
さて、リニアには「コロナ後の世界で出張も減り必要ない」という意見もありますが、それは旧来の意見を持つ人たちであり、実際はテレワークが進む世の中になるほどリニアは必要となるはずです。 例えば山梨県の場合、テレワークを上手に活用するなら「普段は環境の良い山梨に居住して仕事をし、何かあったら東京へ出かける」のに好立地です。 東京に住む人々の多くは賃貸に居住し、満員電車で仕事に赴くことが当たり前のように思っていますが、テレワークの有用性によって脱都会の志向は高まることでしょう。 つまり、テレワークが進むほど生活の場として環境の良い山梨にはチャンスであり、リニアは有効です。 現に新幹線の通る地域では未だ少数ですが、テレワーク、週末ワーク、通勤等の手段で社会生活を営んでいる人もいます。 コロナ禍が無くてもこのような働き方の変革への流れは増えていましたが、今回の経緯を踏まえると地方在宅勤務への要望はさらに加速すると思われます。いや、はずです。  |
  |
以上を踏まえて県内に目を向けますと、富士山麓から山梨リニア駅まで最低でも40分以内のルート整備を進めるべきでしょう。1時間少々で確実に東京中心部へたどり着けます。 自宅から1時間少々で確実に東京に到着できるなら富士山麓地域は環境面からも在宅勤務の重要性が注目されると思います。 このことは特に富士山麓の若い人が学びのため、はたまた働く場所として都会に出ていくことも少なくなり、更にいうと、今は都会にあるテレワークに適した大企業の誘致にも一助します。 逆もしかりで、何も企業の本社が東京である必然性はなく、山梨、あるいは富士北麓であっても良いはずです。 ここで理想を述べるなら「大企業の待遇を得ながら生活は富士北麓地域となれば充実した生活を送られるのではないか」というのは言い過ぎでしょうか?
 |
  |
●そのためには、現在計画されている「第二御坂トンネルルート」もしくは「芦川〜リニア駅までのトンネルルート」の確定を急ぐ必要があります。 私個人としては「芦川〜リニア駅までのトンネルルート」の着工を笛吹選出県議3名と推進しております。  |
  |
●さらに、リニア計画が今後どのような経緯をたどろうとも「甲府駅周辺〜品川ルートの早期開業」を目指し、JR東海ならびに国に対して要請していきたいと思います。 山梨県はコロナ以降の世界の規範となるよう、リニアを契機として世の中に問いたいと考えています。 |
 |
●最後に富士北麓地域に関しては 現在の都留実験センターを「今の新幹線で言うところの『こだま号』停車駅」として活用できるよう、北鹿県議8名と提案しております。 |
  |
 |
 |
 |
 |
 |
|
|