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再び、探偵ナイトスクープで時々やる、小ネタ調にまとめてみました

♪ズッタタタッタ…、アクアショップにて

 アクアショップについては本編でも色々書きましたが、小ネタをどうぞ。
アクアショップに何度も行っていると様々な人を観察する事が出来ます。私が良く行くホームセンターではそうでもないのですが、少しオシャレなファッション化しているアクアショップは特に面白いですね。

どう見ても飲み屋の「おねーさん」と「その店の客」という人達の場合っと…。
 「ねぇ、ねぇ、こんな可愛い魚が部屋にいると綺麗よね?お店にも置いちゃおうかしら?」というストレートな会話から、「あれ?私の見た熱帯魚は画面の中にあったわよ?」という「AquaZone」な会話まで様々なんです。
その場合、付き添いの男性は「如何にも詳しいぞ」って態度で臨んでいるのも特徴的です。
おそらく前夜、飲んでいる席上で偶然からか熱帯魚の話に突入して、「えー、○○さん熱帯魚に詳しいんだ…私も欲しいと思っていたんだ、明日一緒に見に行こうよ」なんて勢いから当日やってくるのでしょう。
酒の上でも勢いがよかった客が翌日には「ボソボソ」とおとなしくなっているパターンや、飲んでいる時の勢いを保ちつつ「相変わらず調子が良い」なんて人もいて様々です。

 ある黒白のヒョウ模様の洋服と金鎖のバックル、視線は常に斜め上を向いている25歳ぐらいのおねえさんと、やけに口数の多い22歳ぐらいの若者の場合…。
店に入るなり女性が、「ちょっとー、ここ臭いわよ、なんなの?この匂い…」。店内で水槽を覗いていた他の客の動作が一瞬止まるような大きな声で登場です。しかし、その入ってきたおねえさんを見るなり、「おまえの香水のほうが臭そうだよ」と誰もが思ったことでしょう。
 付き添いの男性は、「まぁどこもこんな匂いだよ、そのうちに慣れるから…」と言ったかと思うと「あっ、コートは車の中に置いてこようか?匂い着くかもしれないから…」。うーん、やけに気の回る若者だな…。
 白いハイヒールで店内をコツコツ音を立てながら歩き回り、「やっぱり餌のいらない魚っていないよねぇ」と言いながら、「○○さんの言っていたネオンってどれ?」と数ある水槽群をきょろきょろ見まわしています。
付き添いの男性が店内を案内して、「これこれ」と指を指すと、「小さいのね、文字も書いてないし…」
「文字?」…オチはあえて言いませんが…、他の店内の客も小刻みに震えていましたことは事実です。

 まぁ女性の場合、ファッションから入っていくのも理解できますが、「カワイイー、カワイイー」を連呼するのは遺伝子なのでしょうか?
小さい魚を見て「カワイイー」。色の派手な魚を見て「カワイイー」。次から次へと水槽を覗いて「カワイイー」。カメの水槽にさしかかっても「カワイイー」。お次のワニ…。やはり「カワイイー」。うーん恐るべし…。
そして次はヘビ…。
「カワ…」さえずりのようなトーンが止まり、一時の沈黙の後「カワ…イクナイ」。…でもって「キャー!」。
「カワイイ」は接頭語なのだろうか…?
 魚に一通り目星をつけると水草の選択段階に入るわけなのですが、赤系の水草を選択し、葉の細かい種類を選択するんですね。それと葉の広い大きな種類。キーポイントはやはり「カワイイー」。
あの水草たちの運命はどうなるのでしょう?…え?魚たちもだって…。

 さて私自身の話ですが、決して彼女達を責められません…。衝動買いの失敗が多すぎます。
陳列棚に普段見かけない新商品が展示されると「何だろう?欲しいぞ…」の欲求が頭をもたげ始めてしまいます。
あの葛藤が程よい緊張感を生んで最終的に「良く考えよう」という「当たり前」の結論を得る頃にはストレス解消になっているような気もします。
 これが魚や水草だともっと大変で「明日には無くなるんじゃないのか?」という要素が付加されてしまいます。
そして、その欲求に負け衝動買いとなるのですが、家に着くと「名前を忘れている…」。
「さぁ、大変」。購入したものの名前がわからないのです。本当に良くある事なんです。
しかたが無いので後日、名前の確認のためだけにショップに向かうのです。そして、また衝動買いを…。まったく懲りないのです。つまり、同じことの繰り返しが始まるのです。
 衝動買いの弊害は「値段不明」のものも選択してしまうのです。もう「どうしても欲しい」のですから、値段なんて気にしていません。とにかく、水槽に書いてある名前を「さも知っているように」店員に読み上げ購入してしまうのです。しかも、名前を略したりなんかして…(見栄っ張り)。
時々名前の「カタカナ」の読み方を間違えて恥もかいたりしますが、それでも楽しいものです。
 特に魚の場合、「明日には無くなるんじゃないか?」の強迫観念に負け、明らかに白点病にかかっている魚を購入するときもあります。店員が言う「これは病気でして、トリートメント中です」の声を無視してまでも「それでも良いです」と言って購入した事もあります。
それには自信があったからです。家に帰ったら「鷹の爪の入った水槽に離してやろう」とか「自分の水槽に入れれば病気も治る」という自信です。もちろん根拠なんてありません。
それでも、たいていは無事に済むのですが、時々他の魚に感染するときもありました。
今では「どうしても欲しい病」が発病することも無いのですが、初心者の頃は熱くなりすぎていて「ムチャ」もしていました。

 どうしても欲しいといえば、形の良い流木に出会う事もあります。
これは「欲しいー!」という欲求に今でも負けてしまう事があり、購入して水槽に入れようとしたら、購入時に思い描いていたレイアウトでは水槽内に収まらないという事実に突き当たる事があります。
また、流木の数が多くなると「どれか水槽から取り出す」という作業も必要になります。「いったい?どれを取り出すんだ?」…新たな苦悩が始まります。

♪ズッタタタッタ…、日々の管理で

 トリミングするとき、水槽を上から覗くとわかりずらいのですね…。
「この葉をトリミングしよう」と思ってハサミでチョッキン。浮かんできたのは元気な葉が…。「あ〜隣を切っちゃったよ〜」

 60cm水槽は上部濾過器なんですが、長期に渡って掃除を行いませんでした。そんなある日、水槽の回りが濡れている…?
そう、濾過器が目詰まりを起こして水が溢れ出たのです。腐葉土を大量に吸い込んでの事故でした。

 水槽の水面に浮かんでいる水草のゴミは網ですくいとります。隅のほうに浮かんでいる水草を寄せようと思い、少しかき混ぜながら網ですくいゴミ箱にポイ。
次々にゴミ箱に水草を捨てているときに発見しました。魚です…。
ランプアイって水面を泳いでいるんですね。しかも小さいから知らずにゴミと一緒に…。

 水替えの水やトリミングした水草を屋外に出すとき庭の隅にそのまま捨てていました。
すると水替えの水を捨てていた場所が妙に緑がかっているんですね。考えてみれば捨てる水って栄養たっぷり。
ガーデニングを行っている人は有効利用している事でしょう。私は現在サボテンに水替えの水を時々スポイトで与えています。
 ある日、水草を捨てた場所から捨てたはずの水草が成長していました。寒くなるといつのまにか消滅しましたが…。

 排水の水や水草は時々、洗面台に捨てたりもします。
しかし知らずに配水管に水草が絡んでいるときもあるんですね。ピンセットで排水口の内部ををつまみ出すとウイローモスが洗面台のバネのような部分にしっかり絡んでいました。
「排水の流量が少ないなぁ」と思っていたらこういうことだったんですね。気をつけましょう。


 久しぶりにエアーポンプの電源を入れたら、「パンッ」って音がする。中のゴムが飛んだのです。
いや正確には外れたんですけどね。

 はぁ…、だんだん「ショーモナイ」ネタになっていきますねェ…。まさに小ネタ集…。
探偵…では、あのショーモナサが面白いんですけどね。

♪ズッタタタッタ…、CO2が3ヶ月で無くなる?

 「みどぼん1.5Kg」の導入で半年以上はCO2が供給できると信じていたのですが、実際に使用すると3ヶ月で無くなってしまうのです。
再び酸素屋さんでCO2を詰めてもらい使用すると、やはり3ヶ月で無くなる?
「おかしいなぁ…計算間違いなのだろうか?」と思ったのですが、またまた酸素屋さんに行く前に体重計で重さを量る…。そして、詰め替え後に量ると1.5Kg増えている…。つまり、酸素屋さんは正確に1.5KgのCO2を詰めていることになります。酸素屋さん、疑ってごめんなさい。
 しかし、何故?半年以上は楽にもつCO2が3ヶ月程度で無くなるのだろう?
考えても原因がわかりません…。疑問を感じながらも数回詰め替えましたが結果は同じ…。
もちろん、せっけん水を接続部分に浸して「もれ」を確認しましたが異常無し…。
「うーん、世の中には計算どおりにいかないこともあるなぁ…」と思い始めていたある日、CO2の供給チューブを一部取り替えてみました。ほんの何の気無しに…。
 ところが、取替えを行ったあとのCO2は半年以上、いや8ヶ月以上もCO2を吐き出していました。
その取り替えた部分とは、「みどぼん」と「電磁弁」との間のチューブです。
従来は「みどぼん」と「電磁弁」の間を通常の空気用チューブを使用していました。それを全て耐圧チューブに替えたのです。ほんとうにそれだけの事なのです。
何故?耐圧チューブに替えただけでCO2の減りが減少したのか理由はわかっていません。
おそらく、供給中止の期間もチューブ内にCO2が圧縮されていったのでしょう。通常のゴムだから弾力があるのです。
はたまた、その圧力に耐え切れず細かい部分でCO2が染み出していたのかもしれません。とにかく、電磁弁によって供給中止と思っていた時間帯もCO2が供給されていたのでしょう。
 1日8時間のCO2供給だったので、2/3のCO2が無駄になっていたとも考えられます。
つまり、3ヶ月もつCO2は計算上、9ヶ月もつことになります。もしかして、「夜間に体がだるかったのはCO2を吸ったから?」なんて余計な考えまでも思ってしまいました。
まぁ、とにかくCO2の経路は圧縮チューブにした方が良いと思う次第でした。たんなる圧力に耐えられるチューブではなかったわけですね。
ちなみに現在は電磁弁以降のチューブは通常の空気用チューブを使用しております。問題は無いと思います。

「いや〜しかしなんですねぇ〜…」と言いかけて…、♪ナ〜イトスク〜プ。


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