従来の模型作りはPC上で粘土細工のように3Dシステムでちまちま造形していた。 ところが、近年のAIの進歩によりある程度元の画像があれば3Dデータを推測して作成してくれるようになった。
これだけでも驚きだが、この図のように落書きから3D模型を作成することも可能になり、作業の手間が大幅に軽減された。 以下にその過程を追ってみる。 |
  |
まず、適当なポーズを落書きで書いてみた。 この例では座っている人らしき線画を書いてみた。 |
  |
次にこの絵をchat-GPTに読み込ませ、「この絵を座っている日本の警官のリアルな画像にして」と指定すると次の絵が生成される。 別に何の絵でも良かったが、元の線画が敬礼しているので警察官にしてみた。 もう既にこれだけでも驚きなのだが…… |
  |
いよいよ3Dデータにするために、chat-GPTが生成した画像を3Dモデルにする。使用するAIはTripoStudioAIというもので、このAIサービスに1枚の画像を読み込ませ立体模型を生成させてみる。 すると、数分程度で読み込ませた画像の立体を生成してくれた。 |
  |
でもって、自動的に生成された3Dデータを実際の造形物にする。 いつものように生成された3Dデータを3D作成アプリ、Brinder等に読み込ませ多少の修正を行い3Dプリンターに渡すためのデータを作成する。 |
  |
出力した3Dデータを実際に3Dプリンターで印刷し、 |
  |
積層面を丁寧に処理し、ちまちま彩色して出来上がり。積層の印刷物は表面が荒かったり滲んだりして塗装するのに色がうまく塗れない。なので、積層型の3Dプリンターではこの大きさ以上が模型として成立する大きさ。
これより小さいと色々面倒な作業が生じるので光造形3Dプリンターが欲しくなるところでもある。 写真で見ると仕上がりが荒いが少し引いて見ると違和感なく仕上がっている。 |
  |
以上、模型データを作成するには既に一般公開のAIでここまでできる。将来は3Dプリンターが自動的に彩色する機能を安価で提供した場合、現在は手間のかかる彩色作業も不必要になり作業効率はぐっと身近になる。
以前は手間をかけた「尾州不二見原」の人物造形もこのやり方を使うと短時間で「甲州石班澤」や「甲州三島越」を作成できた。 おかげで短期間で新作が2個できた。
画像、動画に続き、造形クリエーターという職業の淘汰も始まったかと思った次第です。
#葛飾北斎 #冨嶽三十六景 #3Dプリンター #浮世絵 #模型 #AI  |
  |
 |
|
|
|