もう二か月間、継続して様子を見ている滝裏のカワガラスの巣。巣作りはしていても子育ての様子は見られなかったのですが、ここに来てまたもや大量の巣材を夫婦で執拗に運び始めました。ようやくその気になったのかなー。
観察当初は雪の上で足指の霜焼けの元凶だったブラインド(観察用小テント)も今ではもうすっかり新緑に包まれています。
カワガラスの巣の5メートル隣の河原には滝の音で気付かぬ間に、すっかりと5羽のヒナが育っているキセキレイの巣がありました。親たちはまるで競争するように河原で餌の虫を集めてはヒナに与えながら排泄のタイミングを計り、引き換えにヒナたちのゼリー状の糞を川の流れに流しに行きます。 |